三重県多気町の複合商業施設「VISON(ヴィソン)」 内にある2つのサウナ室が、国産サウナブランド「ONE SAUNA」の監修のもと全面リニューアルされます。
本プロジェクトは、世界的家具メーカーである株式会社マルニ木工と協業し、新たな“ととのいベンチ”を設計・製作。『VISON本草湯 × ONE SAUNA × マルニ木工』の3社連携により、薬草湯とサウナ体験が融合する新たなウェルネス空間が創出されます。
リニューアルの背景
新設された2つのサウナコンセプト
リニューアルの核となるのは、既存の2階建て構造を活かしつつ 、全く異なる個性に生まれ変わった2つのサウナ室です。「ONE SAUNA」が掲げる地産地消のコンセプトに基づき、サウナ室内には三重県産の桧材が贅沢に活用されています。
2階建ての建屋を活かし、座席をシアター型に配置 。座る位置によって異なる温度帯を楽しめる設計です。またセンターにはタワー型のサウナヒーターを配置し、どの座面からでもセルフロウリュウが可能になりました。
朝日の入る水鏡側のサウナを、「屋根裏感」を楽しめる立体的な空間にアップデート。ヒーター上部に開口を設け、2階のロフトスペースにも熱気がしっかりと届くよう熱循環を最適化されました。2階の窓からは、VISONの豊かな大自然を望むことができます。
これら2つのサウナは日替わりで男女が入れ替わるため、宿泊ゲストは朝晩で異なるサウナ体験が可能。コンセプトの違うサウナで、扉を開ける際のワクワクや、好みの温度帯で楽しめるサウナを堪能することが可能となりました。
マルニ木工が手がける「極上のととのい」
サウナ体験の仕上げである「ととのい」空間も刷新されます。 「HIROSHIMA」アームチェアなどで世界的に知られるマルニ木工が、プロダクトデザイナーの熊野亘氏と2025年に新たな挑戦として発表した国産檜材を使用したサウナ「kupu sauna」シリーズが導入されるのは、日本国内ではVISONサウナが初めてとなります。マルニ木工と熊野氏によるデザイン家具が、極上のととのい体験へと導きます。
